韓国ドラマ ただひとつの愛 7話 8話 あらすじ 感想ネタバレ 後半
主な登場人物
ソ・ヨンソ役 ( シン・ヘソン )
キム・ダン役 ( エル キム・ミョンス )
チ・ガンウ役(イ・ドンゴン)
チョン・ユミ役 ( ウ・ヒジン )
チョ・ヨンジャ役 ( ト・ジウォン)
グン・ニナ役(キム・ボミ)
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ KBS公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube KBSWorld
韓ドラ ただ一つだけの愛 8話 あらすじ
この日ヨンソ(シン・ヘソン)は、中庭のベンチでダンと、新婚カップル、中年カップル、最後に老夫婦として一緒に写真を撮る夢を見て、目覚めた。
だが、しあわせ気分でダンのために朝食を準備していたヨンソに、ダンは「秘書を辞めて、この家を直ぐに出たい」と宣言し、当惑させた。
そして、追いかけて来て「理由は何?何を恐れているの?」と問い詰めるヨンソに、本音を隠して「もう僕がいなくてもチェ執事やチ監督がいる」と言い逃れた。
これにヨンソが「あなたが好きだけど仕方がないという言葉を聞いたのよ!あなたが勇気を出して言ってくれると思ってた。あなたはいつも私に優しかった」と涙を浮かべると、ダンはヨンソを好きだったと認めた。
だが「酔った時の言葉に意味はないからを忘れてほしい。もう歩けるし踊れるので僕は必要ないだろう」と続けるダンに、ヨンソは涙を流しながら「いいわ。クビよ!荷物をまとめて今直ぐ出ていって!」と叫んだ。
そこへ現れたチョン・ユミ(ウ・ヒジン)がダンの部屋へ入り止めようとするが、ダンは「もう戻りません」と告げ、傷ついているヨンソの傍を通り過ぎて家を出た。
そして、唯一の家である教会に向かうが、天使ノエルの消滅場面を思い出して背を向けた。
その姿を眺めていたフ(キム・イングォン)は、ダンの辞任を聞いて訪ねてきたガンウがダンに近づいているのを発見すると、二人の遭遇を防いだ。
そして、 ダンの居場所について聞くガンウに、知らないふりをした。
しかし、そんなフの傍を通り過ぎ教会に入ったガンウは「確認しないと気がすまない」と言うとフに燭台を振り上げた。
そして燭台が花に変わるのを見て正体を悟ったガンウ(イ・ドンゴン)は「あちこちで後輩天使の面倒で忙しかったでしょう?イ・ヨンソに何をするつもりですか!」と叫んだ。
さらに「イ・ヨンソでもキム・ダンでも、僕の計画を台なしにするつもりなら、神に目を開けろと伝えろ!」と凄んで去った。
そんなガンウの態度を見て只者ではないと確信したフは「ダンにこれが本当に乗り越えられるのでしょうか?」と十字架の前で神に尋ねた。
その後、ファンタジアに戻りジゼルの練習を始めたチ・ガンウの前に現れたチェ・ヨンジャ(ト・ジウォン)は、オーディションの審査委員から彼を除外すると発表した。
だが、公平に選択できないと指摘するヨンジャに、ガンウは、ヨンジャも審査員から外れるべきだと反論し、完全に公平にするために、ダンサーに投票させる方法を提案した。
これにヨンジャは渋々同意して去った。
その後、ガンウが、自分を騙して死に追いやったアルブレヒトを救い許す本来のジゼルの結末を変え、欺いた男を殺そうとする姿を描くというと、ダンサーたちは自信なさそうに顔を曇らせた。
だが、ダンとの出会いから今朝の別れまでを思い浮かべたヨンソは「騙された男に最後までばかみたいに尽くす所が好きではなかったんです。その結末、気に入りました」と答えた。
そんな中、チョン執事にヨンジャの悪行の証拠資料を渡そうとしていたパク・ワンイル(イ・ファリョン)室長は、待ち合わせ場所へ向かう途中で書類の入った鞄を強奪されると、恐怖に怯えた。
「原本は別の場所にあるんでしょ?勇気を出さなければ、永遠に地獄の火の中にいることになる」と説得するチョン執事を振り切って逃げ出した。
その後、パク室長の書類を受け取ったルナは、「まだ机の下にいるようね。それが見の安全…」と微笑んだ。
一方、夫ギチョン(キム・スンウク)から、チョ秘書の事故車のブレーキが切られていた事実を聞いたチェ・ヨンジャは、驚愕し、ヨンソを殺そうとしたのがルナではないかと怖れた。
*
その夜、天使ノエルの妻ミウクを訪ねたダンは、まだ意識を失ったままの状態を見て悲しんだ。
そして夫キム・ソ(チョン・ギュス)が行方不明のままだと言う事務長に、どこか遠くへ行ったのかもしれないと答えた。
その後、サナトリウムの礼拝堂に入り、「どこに行ってもあの人がいます。僕は何をすべきでしょうか」と祈った。
そこへ現れたフが「ここに留まりボランティア活動をしろ。任務の最大の障害はお前自身だった。ここで報告書を仕上げるように!」と指示するが、ダンは返事もせずに去った。
*
ダン(エル)があちこちに現れて練習に身が入らなかったヨンソは、迎えに来たチョン執事に行くところがあると告げると、ダンの住所になっている教会へ訪れた。
その後フから、ダンがここで育ったと聞いたヨンソは、自分がダンについて何も知らなかったという事実に愕然とした。
「探さないで下さい。時が来たのです。」と言われて教会を出たヨンソは、「何処にいるの?本当に…」と落胆した。
そんなヨンソの前に現れたガンウは、ヨンソを近所のバーに連れて行くと「後悔して振り返るのは今日限りにしなさい。キム・ダンはヨンソさんが思っている様な人じゃない。恐らくあなたを騙している。だから乗り越えて」と忠告した。
これにヨンソは「ダンは人を欺く卑劣な男ではありません。とても透き通った人でした。」とダンを庇って、ダンと初めて会った公園に向かった。
「キム・ダン、どこにいるの?キム・ダン、あなたが必要なの」とヨンソが必死で願っていると、木の後ろから出たダンは「正気に戻れよ。イ・ヨンソ」と冷たく言った。
「仕事にために優しくしただけだが、調子に乗りすぎたようだ。氷の女王様を哀れんだけだ。最後まで一緒にいてくれる人を見つけろ。」
そんな心にもないダンの言葉に、さらに傷ついたヨンソは、去ろうとしたダンの腕を掴むと「私が先に行く。今回は、私があなたを捨てて行く。あとに残されるのはあなたの方よ。」と告げて去り、涙を流した。
その後、ヨンソの姿が見えなくなると、ダンは「僕にどうしろってんだ!」と木を叩きながら神を恨んだ。そしてやりきれない気持ちのままサナトリウムに戻り、ミオクを看病した。
*
翌朝、少年が家の青門にバレリーナを描く夢から目覚めたダンは、ベッドからミオクが抜け出していることに驚いて探し回った。
その後、ミオクを発見したダンは、頼まれて天使ノエルが消滅した葦原に連れて行った。
ミオクは、30年前に亡くなった夫のふりをしてくれた天使ノエル「嘘を言ってくれてありがとう」と言って地面に倒れた。
そして、ノエルが消えた場所を触ると「来世は人間として戻ってください。私があなたの守護天使になります」とノエルのハンカチを握りしめて泣いた。
ヨンソが不幸になることを恐れて逃げてきたことをダンが打ち明けると「後悔していない。あの人に出会えて感謝している。この世では理由もなく誰かに出会う事はない。運命を信じている」という言葉を残して、ミウクは息を引き取った。
*
ミオクの灰を葦原に撒いて最後の別れを告げたダン(キム・ミョンス)は、フに報告書を提出して船に乗った。夢に何度も出てくる少年の正体を確認するための旅だった。
僕は、神の御心により与えられた任務が何であるかが知りたい。なぜ大勢の中からヨンソと引き合わせたのか。
一緒に緒にいる理由が一つでもあるのなら、その道を見つけれる様に手伝ってほしいのです。
*
一方、復讐するジゼルが気に入っていヨンソが、失恋の悲しみを演じると、ガンウは「なぜ元のジゼルを描写するんだ?裏切られたあと怒るべきだろ!」と叫んだ。
だがヨンソは「ジゼルが狂った唯一の理由は、悲しかったから。それほどアルブレヒトを愛していたから」と告げると、バレエを続けた。
そして、ダンをアルブレヒトと重ねて、 悲しそうな笑顔と涙を浮かべてジゼルを演じるヨンソに、感銘を受けた他のダンサーたちは、拍手を送った。
*
一方、島へ到着したダンは、青い門の家とそこに住んでいた少年と父親の話を島民から聞いて、空き家を訪ねた。その後、軒下で寝てしまい、雨に降られて酔っぱらった父親に殴られる少年の夢を見た。
目覚めたダンは、夢の中でみた瓶に近づき、ヨンソが与えた箱を取り出した。
そして「夢じゃなかったんだ。本当にあったんだ」と言いながら、ヨンソと男の子の写真と虹の絵を見つめた。
「雨が降るたびに殴られたから、雨が降った後は外へ出れなかった。だから虹をみたことはなかった。初めて僕に虹を見せた少女、ヨンソと僕は一緒に大人になりたかった、死にたくはなかった」
遂に夢で見ていた男の子が自分自身だと悟ったダンは、虹を見た灯台の浜へ走りながら、ヨンソが名前を尋ねた時の記憶を探った。
そして「僕の名前…ソンウ。ユ・ソンウ。」と呟いて、ダンを捜して島へ訪れていたヨンソと遭遇した。
次回のお話は⇒ ただひとつの愛 9話 あらすじ 感想ネタバレ
前回のお話は⇒ ただひとつの愛 5話6話 あらすじ 感想ネタバレ
韓国ドラマ ただひとつ愛 8話 感想ネタバレ
ダンとの将来を夢見たり、朝食を作っていたヨンソは、本当に輝いていたので、ダンから別れを告げられて荒廃する姿を見るのは、悲しいですね。
不幸に襲われる前の本来の明るさを取り戻していただけに、残念です。
ダンへの愛を奪われたヨンソは、怒りの化身となったガンウとは異なり、悲しみに包まれてしまいました。
でも、これにより”復讐のジゼル”ではなく”悲しみのジゼル”又は”慈愛のジゼル”という解釈を選んだヨンソが、とても素敵でしたね。
最後に、島で過去に直面したダンですが、彼の今後の変化と愛らしいダンの復活を楽しみにしています。
合わせて読みたい
- シン・セギョン キム・レウォンメロドラマ⇒『黒騎士』
- チョン・イル コ・アラの時代劇⇒『ヘチ 韓国ドラマ』
- チョン・ヘイン ハン・ジミンのメロドラマ⇒『春の夜』
- パク・ボヨン アン・ヒョソプの ファンタジーロマンス⇒『 アビス 』
- ヒョンビン パク・シネのラブコメドラマ⇒『アルハンブラ宮殿の思い出』