韓国ドラマ アルハンブラ宮殿の思い出 1話2話 あらすじ 感想 後半
アルハンブラ宮殿の思い出 2話 あらすじ 視聴率7.4%
トイレから戻り焦げたジャージャー麺を見た滞在客から、見ていてくれと頼んだのにと文句を言われたジヌは、奇妙な行動を取った。
「 エッ?まさか、沸騰した麺を俺がちゃんと見てなかったから煙が発生し、火災報知器が作動したのか?それでうるさいと怒鳴って泣かせたんじゃないですね?決してそんなはずは...。実は短期記憶障害があって…」
と誤魔化したが、睨みつけたままの二人に「 ジョークだったがシリアスなままか。どうも話が通じないようだ 」と呟いて外に出た。
その後「 住んでいる家なら最初からそう言えよ!あいつめ 」と毒づいた。
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その後ジヌは、情報屋からセジュについて専門学校を卒業したあと働いていないこと、後二ヶ月で成人(欧米は18歳)になること、バルセロナで友人に会うと家を出て1週間になることなどを知った。
続けてヒジュについては、ホステルの管理以外にツアーガイドと翻訳、ギターの製造工房で働いて若い弟妹、祖母の生活を支えていると聞いた。
最後にセジュが未だ未成年だと知らないヒョンソクが家族とコンタクトを取っていないと聞いて安心すると、さらなる情報収集を頼んで家の中に戻った。
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食堂に現れたジヌは、他の滞在客ににこやかに挨拶をして「 昨夜遅くに着いて6階に滞在している者だ」とオ・ヨンシム( キム・ヨリム )に説明して席についた。
だが朝食を食べていたジヌは、昨日セジュが公衆電話で今日8時に着くと連絡して来たことを聞くと突然、行くところがあると立ち上がった。
そして、食べ物が口に合わなかったのかと冷たい目でみているヒジュに「 とてもおいしかったんですが時間がない。」と立ち去った。
その後外でタクシーを拾おうとしていた所でちょうどレンタカーで現れたジョンフンから鍵を受け取ってジヌは、花をヒジュに送るように指示した。
そしてヒジュとの関係を勘違いして、離婚訴訟中だと注意するジョンフンに「 大事な将来のビジネスパートナーだ 」と説明して駅に向かった。
車中で、ヒジュに嫌われて仕事の話ができないから迎えに行くと打ち明けるジヌに、ソウルのヤンジェは「 それよりも早くレベル2へ進みましょうよ 」と催促した。
これに苦笑しながら「 待ってろ。だが先ずセジュだ 」と返事をして車を走らせた。
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だが結局セジュに会えなかったジヌは、ジョンフンに連絡を入れて、セジュから連絡が来たかどうかをヒジュに訊いてくれと頼んだ。
これにヒジュから部屋代を返金すると主張されて困っていたジョンフンは「 ここにいらっしゃいますよ 」とジヌ( ヒョンビン )に答えて、ヒジュ( パク・シネ )に電話を渡した。
「トラブルが沢山あったので部屋代は頂きません。殆ど食べていらっしゃらない朝食代もお友達にお返ししました。それから窓と部屋の改装、そしてネズミ退治をしたいのでチェックアウトして下さい 」
「まだとてもお怒りのようですね。今朝のことは本当に申し訳なかった。」
「あなたが言った事全て事実なので怒ってません。ですから良心の欠片もない怠け者だと私に言ったあなたに返金します。」
これに何かを言いかけたジヌに「今度は私が言う番です。ホテルへ行くように勧めたし、汚いのを承知で泊まると主張したのはあなたの方でした。それなのにどうしてペテン師のように私を扱うんですか?」と一気にまくしたてて、ヒジュは今朝の仕返しをした。
その後電話に出たジョンフンに、ジヌはヒジュではなく妹のミンジュの元へ行くように指示した。
そして「今日来ないなら明日来る。兄さんが家に帰ってこないことや連絡がつかなくなることには慣れているから」とミンジュの言葉を伝えるジョンフンに、家族のことだから放っておくように指示した。
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電話を切ったジヌは、駅前でヒョンソクと再婚した元妻イ・スジン( イ・シウォン )と元義妹のスギョンに久しぶりに再会した。
「 ソウルで会うことだって難しいのにグラナダで会うなんて奇遇ね。」と言うスギョンと笑顔で握手をした後、スジンの妊娠を祝福した。
そしてスジンから、昨日の朝からグラナダにいるヒョンソクを追ってきたことを聞いたジヌは、ヒョンソクがゲーム中であると確信してスマートコンタクトレンズを装着した。
その後ホノグラムビジョンで追跡して、グラナダの街を見下す丘の廃砦で戦士と戦っているヒョンソクを発見した。
” この嫌なチャ・ヒョンソク。大学時代の友であり共同創業者だったが、今どちらでもない ”
と考えながらLevel-1の錆びた剣を持ってヒョンソクに対峙したジヌは、セジュからチャ・ヒョンソクとは取引しないと連絡を受けた事実を明かした。
そしてゲームを諦めろいうヒョンソクに「もしもお前がゲームを買ったとしても俺の助けが要るはずだ。スマートコンタクトレンズを生産しているんだから。」と指摘した。
「 大金を浪費するな。夢を見るのを止めて時間を無駄にするな。その代わりに妻の世話をしろ。臨月なのに電車で移動させたりするな。」
そう忠告したジヌは戦いを始めようとして構えたが、ソウルのヤンジェから「 ゲームはアイテム。錆びた剣では、相手の武器とレベルが違うから死ぬだけ!」と警告されてログアウトした。
そして「 待っていろ。連絡する 」と言ってその場から去った。
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その頃ジョンフンを通じてジヌがジェイワンホールディングス投資会社の代表ということが分かったヒジュは、カフェでジヌと会って仲直りをした。
そしてジヌから「 今朝の事は忘れてくれ。いつもは本当にあんな風じゃないんだ 」と強調するジヌに「 私も普段は感情を爆発させたりはしないんです」と真剣に謝った。
「 ではお互いに恥ずかしいので忘れよう。短期記憶障害のふりをしようか?」と微笑むジヌに「記憶障害?いいですね~」と笑い返した。
「 じゃあ今朝起こったことは今から忘れよう」と言うジヌに「 今朝何が起こったんです?」とヒジュはずうずうしく冗談を言った。
その後、ヒジュと同席していた先輩のギターリストのキム・サンボム( イ・ハクジュ )から家族同然なので一緒に話を聞くと言われたジヌは「 それはできない。話し合いは二人だけでする 」と断った。
「 家族同然とかは信じられない。二度結婚したが、最初の妻は親友と関係を持って裏切った。二度めの妻とも訴訟中だ。だからお金が絡むと関係も変わるから二人だけで話し合いたい 」とサンボムを退かせた。
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その後ジヌは「 1年後にグラナダの観光客は急増する。魔法都市と有名になったグラナダに、裕福で時間のある人々が訪れて滞在を楽しむだろう。だから俺を信じて古いホステルを売り本格的にホテルビジネスをするべきだ 」と勧めた。
そして誰がそんなお金を出してくれるのかと尋ねるヒジュに「 誰だと思う?」と笑みを浮かべた。
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これが初めてグラナダに来たときに起こったことだった...、とその一年後に、嵐の中の列車で激しい銃撃戦をしながらジヌ( ヒョンビン )は過去を振り返った。
一年前ヒジュに将来起こることを予測したが、半分は正しくもう半分は完全に間違っていたと思うジヌ!!
(このスニーカーは、第1話の列車の中で撃たれたセジュが身につけていたのではないでしょうか?)
次回のお話は⇒アルハンブラ宮殿の思い出3話4話
韓国ドラマ アルハンブラ宮殿の思い出 1話2話 感想
" 殆どの人がアルハラ宮殿を見るためにグラナダに来る。だが俺は特別なものを見るためにここに来た。アルハンブラ宮殿よりも魅惑的なものだ "
という台詞と共にグラナダに現れるユ・ジヌ(ヒョンビン)。
天才プログラマーセジュとその姉ヒジュとジヌの出会いが描かれた1話は、ハラハラドキドキで楽しめる内容でした。
セジュが撃たれるシーンに唖然としましたが、後でARゲームで戦うジヌを見て、セジュもゲームをしていたので死んだのではないと安堵しました。
ですが2話で家に戻ってこなかったので、誘拐された可能性もあると今は思っています。
明るいチャンヨルが、ゲームオタクの暗いセジュを上手く演じていました。
家族が思っている様に暫くしたら何事もなく家に戻ってくるのか、それともジヌが救出に向かうのかどうなるでしょうか?
そして姉ヒジュは、両親を亡くしてからできることは何でもやって生計を支えている家族思いの健気な女性。
それなのに、カッとなったジヌからこっぴどく非難されて泣かされてかわいそうでしたね!
ですが2話でジヌに「泊まってくれと強制した覚えはない」と堂々と言い返すたくましく素敵なヒジュを、パク・シネちゃんが完璧に演じていました。
ヒョンビンは、真面目な所もあるがシニカルで少しクレイジーなジヌを、カリスマ溢れる演技で演じてくれています。
戦士と夜通し戦うシーンでは、アクションを格好良く、戦士に負ける度に錆びた剣を取りにタベルナ(パブ)のトイレに入るコミカルに演じて笑わしてくれました。
少しARシーンを心配していましたが、安っぽくなくて良くできていたと思います。
2話では、他の登場人物が一気に登場して少し混乱気味(笑)?
その中で『スーツ』でパク・ヒョンシクの幼馴染役を演じたイ・シウォンと謎の情報屋で登場のパク・ヘスが存在が印象に残りました。
そしてジヌの最後のセリフ、”半分は正しくもう半分は完全に間違っていた”の、間違っていた部分が何なのか気になります。