韓国ドラマ 風と雲と雨最終回21話あらすじ 感想ネタバレ パク・シフ コ・ソンヒ 視聴率5.92%
韓ドラ風と雲と雨の主な登場人物
チェ・チョンジュン役 ( パク・シフ )
イ・ボンリョン役 ( コ・ソンヒ )
イ・ハウン役 (チョン・グァンリョル)
チェ・インギュ役 ( ソンヒョク )
風と雲と雨の放送情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
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国の運命より権力掌握の道を選んだイ・ハウンを倒す決意を固めるチョンジュン!イ・ハウンとチョンジュン、どちらに軍配が上がるでしょうか?
それでは パク・シフ コ・ソンヒ 韓国ドラマ 風と雲と雨最終回 21話 あらすじ 感想ネタバレ をご紹介します。見逃してしまった、内容が気になる、そんな時にご利用下さいね♪
韓国ドラマ 風と雲と雨最終回21話 あらすじ - 民衆の世を夢見て
韓流時代劇 風と雲と雨最終回 21話の視聴率(TV朝鮮) 5.92%
チョンジュン(パク・シフ)の作戦
観灯祭のあと、興宣君( フンソングン )イ・ハウン( チョン・グァンリョル )が貿易館にいる人々を全滅させるつもりであることに気づいていたチョンジュンは、イ・ハウンを暗殺する計画を仲間に打ち明けた。
しくじれば家族さえも厳罰に処されるため協力を拒んでも恨まないと言うチョンジュンに、パルヨンたちは、皆で一致団結して協力すると答えた。
チョンジュンの計画は、一般の爆発とは異なり、英吉利( ヨンギルリ )※で習った技術を使用して、観灯祭でイ・ハウンの前に置かれた琴の中に火薬を隠し、酒で点火するというものだった。
※英吉利(ヨンギルリ) : イギリス
チョ・インギュ(ソンヒョク)の死
一方、チョンジュンと離れたあとナハブ( ユン・アジョン )の世話になっていたボンリョンは、引き留めるナハブに礼を言って出立した。
その後、暫くして追手の気配に気づくと、息子とダナを先に貿易館へ行かせ、追っ手を引きつけるために反対方向へ逃げた。
しかし果敢に抵抗を続けるも、イ・ハウンが送った手下に捕まってしまう。
そんな中、現れたインギュに救出されたボンリョンは「ここに入れば親子共ども皆殺しになる。 」と警告する彼と一緒に逃げることに...。
しかし、次々と現れる刺客と戦っている内に、インギュが重傷を負うと、ボンリョンは彼を連れて近くの納屋へ逃げ込んだ。
その後、インギュは過ぎ去った日々を回想し「ひどいことをした。 すまなかった。 今までありがとう...。 」と呟いて目を閉じた。
そして、ボンリョンの手をとって共に歩く夢を見ながら逝ってしまった。
( 最後の最後に自分の過ちを悔いながら亡くなるインギュ。 哀れでした。 )
予期せぬ変数
一方、イ・ハウンの屋敷で開かれた宴会場に現れたチョンジュンは「これは甘紅露※です。 まずは閣下(ハッパ)と一緒にと思って持ってまいりました。 」と言い、ハウンにお酒を注いだ。
そんな中、毒味をしようとして立ち上がる息子イ・ジェミョンを制してお酒を飲み、わざとイ・ハウンの前に置かれたコムンゴ※の上にお酒をこぼした。
そして計画通り酒が琴の中に爆薬の方へ流れていく所まで確認して外へ出た。
しかし、キム一族の娘たちが贈り物を届けに来ると作戦を諦め、琴を宴会場の外へ放り投げて子どもたちを守った。
その結果、爆発から子供たちを守れたものの、イ・ハウンの暗殺に失敗し、チョンジュンは捕らえられた。
その光景を隠れて見守っていたクチョル( ノ・ヒョンウク )は、すぐに信号弾を上げ、仲間たちに計画の失敗を知らせた。
※コムンゴ : 日本の琴と似ている韓国の代表的な楽器
※甘紅露(カモンロ) : 平壌の高級酒
共存不可能な2人
「私を殺して何を ? 王にでもなるつもりか ? 我々の目標は同じでは ? 王権を強化し権力者の横暴を止める事、外国の侵略から神を守ること、王室を正し国の威厳を示そうとした。 お前が夢見る国と私が作ろうとする国は違うのか ? 」
そう問い詰めるイ・ハウンに、チョンジュンは「夢はずっと同じでした。 しかし、他の文化と接する時衝突は避けられません。 子供が殴られて帰ったら家に閉じ込めるのですか ? 喧嘩して話し合い和解する過程を学んでことで強い大人になるのです。 」と鎖国政策の間違いを指摘した。
続けて、外国の侵略から国を守るという口実を使って、自分の力を強固にしたいだけの醜い権力者だと、ハウンを強烈に非難した。
その言葉を聞いたハウンは「我々の共存は無理だ。 そうだな ? 目指す所は同じでも行く道は違う。 実に残念だ...。」と告げ、チョンジュンの腕と足を斬り取り殺さずに城門のまえに放置するよう命じた。
趙大妃(キム・ボヨン)の支援
一方、チョンジュンの処刑を知った趙大妃(チョテビ)は、ミン・ジャヨンを呼び出すと「このまま死なせるには惜しい。 王様もチョ・チョンジュンの死を望んではいない。 助けてやれば必ず借りを返すはずだ。 」と協力を求めた。
これに、ジャヨンは同意し、ムンチソンを救出に行かせた。
その後、柱に縛られたチョンジュンが刑場に連れ出されると、彼の名声と人格を知る民たち間からどよめきが起こった。
そんな中、パルヨンが「チョ導師様が何をしたってんだ ! 」と見晴台で叫ぶと、それを合図にして刑場になだれ込んだ三田渡場( サムジョンドジャン )の人々と捕卒( ポジョル 警官 )との間で激しい衝突が起こった。
その間に、チョンジュンは、ヨン・チソン(イム・チョルス)やパルヨン(チョン・ボンレ)らに守られて刑場から抜け出した。
しかし、ダナ( アン・スビン )から、ボンリョンがイ・ハウンに捕まったことを聞いたチョンジュンは「先に行ってくれ。 なんとしても虎がりを終わらせる。 新たな地でまた会おう。 」と仲間に別れを告げ、イ・ハウンの屋敷へ...。
銃弾に倒れるチョンジュン(パク・シフ)
その後、イ・ハウンの前に立ったチョンジュンが「ボンリョンを開放しろ。 これは我々2人の戦いだ ! 」と銃を構えた。
するとイ・ハウンはボンリョンを連れて来させ「私を殺したければ殺せ ! しかし私を殺したらお前は自分の妻を死なせても王になりたかった野心家となる。 」と脅した。
これにチョンジュンは空砲を撃って銃を降ろすと、イ・ハウンに言い放った。
「真の王材は民衆だ ! この国の民だ ! あなたのために最後の予言をしましょう。 王の時代は終わりこれからは民衆が主人となる世となるでしょう。 我々はここを去ります。 新たな世に向かって...」と。
するとイ・ハウンは「外国で証明してみろ ! お前が言う新たな世が実現するかどうかを...。 失敗すれば、私ではなく民が殺すだろう。 」とボンリョンを開放させて2人を行かせた。
しかし、屋敷から出た直後、イ・ハウンの手下に撃たれてしまうと「行け ! 息子に約束した。 あの子を親のいない子にしないでくれ。 」とボンリョン(コ・ソンヒ)に頼んだ。
そこへ、救いに現れたユン・チソン( イム・ヒョンス )は、イ・ハウンの手下を制圧すると、チョンジュンにすがりついて泣いているボンリョンを無理やり連れて行った。
その後チョンジュンは" ボンリョン、命がけで愛した私の光。 これからも輝いて生きてくれ。 愛する人よ...。"と心の中で願いながら目を閉じた。
その後、イ・ハウンは、チョンジュンと過ごした日々を回想しチョンジュンを抱くと「私が悪かった。 本当にすまない。 許してくれ。 」と泣き叫んだ。
翌日、チョンジュンの仲間が貿易館にいるという噂を聞いたイ・ハウンの手下が逮捕に現れると、イ・ドンギュ( パク・チュングム )は「ここにもチェ・チョンジュンの仲間はいません。 」と涼しい顔で対応した。
その頃、パルヨンたちは、チョンジュンの指示通り高城( コウソン )の港へ向かっていた。
その後、ボンリョンが合流するとイ・ドンギュが用意した船でロシアへと出港した。
その後、ボンリョンを送り届けて戻ってきたヨン・チソンから、チョンジュンの消息がわからないと報告された明成( ミョンソン )皇后ミン・ジャヨン( パク・ジョンヨン )は、深い悲しみに襲われて涙を流した。
一方、便殿に清の使臣を迎えたイ・ハウンは、内政干渉する清に怒り「朝鮮は既に西洋人を追い払った。 今後もどの西洋諸国にも門戸を開くことはない ! 」と鎖国政策を明言した。
延秋(ヨンチェ)朝鮮人村
ボンリョンたちは、イ・ハウンの迫害を避けてロシア沿海州に渡り、チョンジュンが購入しておいた延秋( ヨンチェ )の土地に村を作った。
その後、その村はロシアから朝鮮村として正式に認められ、法国( フランス )から修道女が派遣されることも決まった。
ボンリョンは、ここで育ち広い世界へと羽ばたいてほしいと願い学校を設立したいと話した。
計画が失敗し自分が死んだ時に備えてチョンジュンが本に書き残したことを全て実行するつもりだった。
そんな中、ホタルに誘われて外に出たボンリョンは、馬に乗って駆けてくる男を発見して立ちすくんだ。
そして、馬から降りて「戻ってきた。運命を越えて君のもとへ...。」と言うチョンジュン(パク・シフ)に、駆け寄って涙の再会を果たした!!
前回のお話は⇒ 風と雲と雨 19話20話 あらすじ 感想ネタバレ
放送・登場人物の情報は⇒ 風と雲と雨 キャスト 登場人物 視聴率
韓国ドラマ 風と雲と雨最終回 21話 感想ネタバレ
結末についての感想
国の運命より権力掌握の道を選んだイ・ハウンを倒す決意を固めて実行したチョンジュンですが、罪のない子どもたちを巻き添えにできず暗殺をあきらめました。
その後、仲間の助けを借りて刑場から脱出したものの、ボンリョンを助けに戻り、撃たれてしまいました。
しかし、てっきりチョンジュンが亡くなって、残された人々が彼の意思を引き継いで暮らしていくものと思っていたら、最後は、死んだと思っていたチョンジュンが奇跡的に現れてボンリョンと再会し、ハッピーエンドとなりました。
チョンジュンは、ボンリョンからのプレゼントである懐中電灯のおかげで致命傷を避けることができ、趙大妃( キム・ボヨン )の助けによって命拾いし生きながらえたという予想外の結末でしたね。
新たな地で、平等で平和な生活を手に入れたチョンジュンと仲間たちが「元気か ? ヤッホー ! 」と希望に満ちた顔で祖国に向かって叫ぶ姿に、民主主義の息吹を感じました。
民衆が、全ての民がこの世の主人である世界。運命を乗り越えてそんな世界を実現すること。それが私の運命だ、そして我々の運命なのだ。(チョンジュンのつぶやき)
最終話は、他にも感動と余韻を残すハイライトシーンがいくつも織り交ぜてある素晴らしいお話でした。
- チョンジュンの死を知ったミン・ジャヨンが泣くシーン
- インギュがボンリョンに謝罪して絶命するシーン
- チョンジュンが亡くなったと思ったイ・ハウンが嗚咽するシーン
- 趙大妃がチョンジュンを助けるようミン・ジャヨンに指示するシーン
この中に、皆さんがお好きなシーンはありましたか?
ドラマ全体に対する感想
横暴な権力者壮洞金氏( チャンドンキムシ )を倒すことには成功するチョンジュンですが、その後は失敗の連続。
別の権力者イ・ハウンを生み出してしまう、イ・ハウンの失脚を狙うが反撃されてしまう、未遂に終わる暗殺...等々と。
民のための政治を目指してイ・ハウンやミン・ジャヨンを助けたのですが、その2人が結局は自分の権力を強める方を民よりも優先してしまう所が皮肉で現実的でした。
父親が目の前で殺されたトラウマだったのか、それとも彼本来の性格なのか、自分の周りにいる人が殺される姿を見たくないチョンジュン。
そんな彼なので、何度も自分を殺そうとしたインギュを許してしまうし、イ・ハウンの暗殺という大義の前でも子供たちを犠牲にはできないのでした。
チェ・チョンジュン(パク・シフ)は、改革を成功させて民から崇められる英雄とは一線を画した家族・仲間を敬い、彼らから助けられる人でした。
朝鮮の王朝末期に起こった勢道政治、国際情勢の激変といった歴史的事実を描いたドラマは多いのですが、『風と雲と雨』は、観相学や霊能力等々のファンタジー要素が一貫性のある内容で入っている秀悦なドラマでした。
既存とは少し違う優しい英雄のストーリー、愛の成就・爽快感のあるエンディングを楽しみたい方にお勧めのアクションロマンス時代劇です。
それでは、又別のドラマで...♪ ( *^^* )
- コ・ソンヒ パク・ヒョンシク出演作⇒『 スーツ運命の選択』
- コ・ソンヒ イ・ジョンソク出演作⇒『 あなたが眠っている間に 』
- キム・スンス EXOト・ギョンスの時代劇⇒『 雲が描いた月明かり 』
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