キム・ユジョン パク・ボゴム 韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 最終回 18話 あらすじ 感想
とうとう 最終回 !ヨンが毒に倒れる緊迫した状況の中、キム・ホンを退けてラオンとのハッピーエンドを迎えられるのか?
それでは キム・ユジョン パク・ボゴム 韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 最終回 18話 あらすじ 感想 をどうぞ。
イ・ヨン( パク・ボゴム )
ホン・ラオン ( キム・ユジョン )
キム・ユンソン ( ジニョン )
チェ・ハヨン ( チェ・スビン )
キム・ビョンヨン ( クァク・ドンヨン )
その他のキャストは⇒キャスト・視聴率・感想
雲が描いた月明かり⇒テレビ東京公式HP
韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 最終回 あらすじ 前半
部屋でうたた寝するラオン( キム・ユジョン )をそっと覗いた後、茶山(タサン)の薬房を去るビョンヨン( クァク・ドンヨン )。
ー長旅になるかも知れぬが約束しよう。お前と邸下の側に戻って来ると…。
ラオンは夢を見ている。飛び散った腕輪の玉と共に切れてしまったヨンとの縁、悲しい別れの日の事を…。
*
ヨンに薬湯を運んできたチェ・ハヨン(チェ・スベン)は、椀を手渡した直後指輪の色の変色に気付き慌てて止めた。
だが、一瞬遅くその場に崩れ落ちるヨン。
*
うたたねから目が覚めた後、腕輪のない手首を見ながら涙ぐむラウン。
ー邸下別れた日の夢を見ました。幸せでしょう?少なくともそこでは邸下(チョハ)に会えたのですから…。
とその時、扉を激しく叩く音!
「誰か!誰かいませぬか?」
出てきた茶山(タサン)とラオンに「急いで王宮へ来て下さい。毒殺の企てがあり邸下が重体なのです」と言うチョン若様。
顔色が変わる茶山とその場にへたり込むラオン。
*
東宮殿の門へ着く茶山と医女の姿に変装したラオン。門で引き止められ顔を見せろといわれ困っている所へ助けに来るチャン内官。
「茶山先生。何で入って来ないのですか!早く!急いで!」
部屋に入るなり、直ぐにヨンの手を取り脈診した茶山は、その後薬の調合を始める。ヨンの傍らに座り、手を握り涙ながらに心の中で話しかけるラオン。
ー邸下、私です。大丈夫ですか?、と濡れ布でヨン( パクボゴム )の顔に浮かぶ汗を拭うラオン。
茶山の薬湯が効いたのか、目を覚ましおぼろげな目つきでラオンを見つめるヨン。
それを見て茶山が安堵していた時、扉からハヨンの訪問が告げられた。悟られないように薬湯のお膳を持ち部屋を退くラオン。
「邸下はどんな具合でしょうか?」
「ちょうど目覚めたところです。」
「邸下。チョ・ハヨンです。分りますか?」
呼びかけられ薄目を開けるヨン。
*
茶山は、目が覚めたヨンに薬湯が無害だったと教え、そのために毒見役も匙にも変化は現れなかった事を説明した。
「では、何が起こったのだ?」
「毒は椀の外面、それでビン宮様の指輪の色が変わったのです。安堵致しました。ほんの僅かな量だったのと健康なお体ですので、大した問題にはならないでしょう。」
「直ぐに駆けつけてくれた先生のおかげです。ですが暫く私が目覚めた事を誰にも言わないで下さい。企てた者が、どれだけ私の死を喜ぶかを見せてもらいましょう。」
「はい、御意のままに…。」
*
東宮殿の様子をキム・ホンに報告するソン内官。宮殿内の噂によると世子はゆっくりと死に向かっているらしい、と。
まだ立ち入り禁止なのか、と問われ、医員でさえ自由に入れないらしいと答える。
「赤子が一歳になる前に王世子の座が空くと一体どうなるのでしょう?」
と先走るソン内官を睨みつけるキム・ホン。
*
寝床の側に座り熱のあるヨンの看病を続けるラオン。
汗を拭いた後、たらいを持って立ち上がろうとするラオン( キム・ユジョン )の手を掴むヨン。
医女のマスクを引きおろしあらわになったラオンの顔を見て、ヨンの青白い顔にかすかに浮かぶ笑み。
「幻覚ではなかったか…。」
「邸下が重病だと聞いたので…」
「目を開けてそなたではなかったらと思いどれほど恐れたかわかるか?手を掴んで、そなたではないと知るのが怖くて暫くためらっていたのだ。」
毒の抜けきらぬ体で弱々しく言う姿に胸を打たれながらもラオンは頼んだ。茶山との約束だから知らないふりをしてくれ、と。
黙ったまま顔を見つめながらラオンの手の袖をまくり、手首に着けられているトルコ石の腕輪を見て微笑むヨン。
隠していた心の内を知られた気がして俯くラオン。
「ずっと、ずっと知らないふりをするから傍にいなさい。私が全快するまで…」
そう言うと、ヨンは愛おしそうにラオンの頬をなぜる。そうして微笑みあう二人。
その様子を扉の隙間から目撃して衝撃を受けるハヨン。
*
ヨンを見舞いに来る淑儀パク氏とヨンウン翁主。
王命が出ていた為直ぐに訪れなかった事を詫びる淑儀に、心配をかけてすまぬというヨン。
「いいのです。容体が悪化せず何よりです。」
「淑儀、私の母が亡くなった夜を覚えておるか?」
覚えていると目を伏せる淑儀にヨンは言う。母は薬湯を飲んで病気になったが薬湯の中には毒は何もなかった、と。
そうして、あの時の状況を話し始める二人。
宮殿内で数人の宮女が理由もなく死に噂は蔓延したけれど…と言う淑儀に、母の死の真相は証拠不足で闇に葬られた…とヨン。
「この二つの事件は似ている。私は同じ人の仕業だと思っている。だから母の死の真相を暴く良い機会なのだ。」
「どういう意味なんでしょう?」
「そう感じるのだが、証拠はないのだ。」
そういうヨンを何か言いたそうな目でじっと見つめるヨンウン翁主。
*
夜が更けた裏門で、忍びの者に赤子を渡そうとしている中殿キム氏とソン内官。ヨンが毒で臥せている合間を狙い、東宮殿より赤子を奪ってきたのだった。
とそこへ現れるヨン。
「赤子を殺せと命令したのですか!!」
「世子がここに…どうやって?」
下に置け、とソン内官に命令するヨン。躊躇するソン内官に再度声を張り上げた。
「その赤子を下に降ろせ!」
と布で包んだ赤子を地面に置かせた後、ヨンは中殿キム氏を見下ろした。
「赤子が出来ることは泣くだけだから死ぬ前に思う存分泣かせてやれ!自分を捨てようとする残酷な母の前で…」
「どうとでもして下さい。私は関係ありません。」
「中殿ママと赤子が生き残る最後の機会を与えましょう。産んだ子はその子で大君(テグン)ではないと認めるのです。」
何を言っているのか分らないわ、と去りかけたが、大泣きする赤子の声を聞いて立ち止まり涙を流す中殿。
*
階段で考え込んでいるヨンウン翁主を見て傍に座るラオン。
医女のマスクを一瞬おろし顔を見せてから「私のこんな格好に驚きましたか?」と尋ねた。
だがそんな素振りを見せず、病気のお兄様の為でしょ?と筆記するヨンウン翁主。
邸下が快復するまでの間だけと説明した後「何か困り事でもおありでしょうか?」とヨンウン翁主の顔を覗き込むラオン( キム・ユジョン )。
ーホン内官、お願いがまた一つあるの。頼んでもよいか?(筆談)
そして二人は、三年前の夜ヨンウン翁主がかくれていた部屋(Jipbokheon)へ行った。
尚宮が殺される前に隠した文を探そうと隠れていた戸棚を見つめている内に忌まわしい記憶が蘇ったヨンウン翁主は、泣きながらその場に座り込んだ。
そこっ、そこ!、とヨンウン翁主が指差した場所床の木を剥がし文を見つけ出すラオン。
韓ドラ 雲が描いた月明かり 最終回 2ページ目に続く