キム・ユジョン パク・ボゴム 韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 14話あらすじ 感想 霧の道
それでは宮殿を去ろうとしているラオン(キム・ユジョン)をユンソン(ジニョンB1A4)が助けるシーンから。ドラマのシンボルでもある月光のシーンが綺麗に登場
それでは キム・ユジョン パク・ボゴム 韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 14話あらすじ 感想 きりの道 をどうぞ。
イ・ヨン( パク・ボゴム )
ホン・ラオン ( キム・ユジョン )
キム・ユンソン ( ジニョン )
チェ・ハヨン ( チェ・スビン )
キム・ビョンヨン ( クァク・ドンヨン )
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雲が描いた月明かり⇒テレビ東京公式HP
韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 14話あらすじ 感想 前半
いつになく長い行列が出来ている門。
そこではホン・ギョンネの娘ラオン(キム・ユジョン)を探し厳しい吟味がされていた…。
例え通符を持っていても許可が出るか分らない状況に、内心おびえながら武官の前に進むラオン。
「東宮殿でお仕えしています。名前はホン……」
とその時、やあ、ホン!と顔見知りの武官に挨拶をしてラオンを脱出させるユンソン。
その頃資賢堂で、ラオンの腕輪を握り茫然としているヨン(パク・ボゴム)。
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チャン内官に身支度をさせながら物思いに沈んでいるヨン。
ラウンが何処にいるかの痕跡はなく、失踪しようしている事さえ気付かなかったと言うビョンヨンの返事に落胆していた。
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不適切に行われている税の徴収について、ヨンはホパン(戸判キム・グンギョ)を糾弾する。
「 16歳以上より税を徴収するはずだが赤子からも集めておるとか…。それだけでなく死者からも?」
「 時には誤って正しくない税の徴収をする者もおります。」とその場しのぎを言うグンギョに鼻を鳴らすヨン。
「 不公平に徴収した民に弁償しなさい。」
それに対して進言を始める重臣達。
緊迫している国の財政を考えると、弁償より責任者を罰する方が宜しいかと…、とチェ・マニョン
罰した後、税の徴収はもっと減り国の財政状況はもっとひどくなるでしょう、とウイギョ。
一通り聴いた後ヨンが提案したのは、議政に携わる全ての重臣達の支払いを切り詰めるのはどうか、と言う事だった。
一斉に反対の意を唱え始めるキム一派だが、ヨンは厳しい表情で一喝する。
死人さえ税を払うのに、これくらいの事で泣き言を言う者達がこの国の根だと呼べるのか!国から俸給をもらうのに値するのか?と。
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ふらふらになりながら内侍府に戻ってくるチャン内官。彼を囲んで話し始めるトギとソンヨル。
無理もない…。この頃の邸下は真冬の氷柱のよう、冷たくて鋭いから…、と慰めるソンヨル。
よたっと卓に寝そべりチャン内官が言う。私のことより一晩中働いている邸下の健康の方が心配だ…、と。
それにしても…我々の(ウリ)ホン内官は何処へ行ったんだ?…とトギが呟くと、チャン内官がウサギの様にピョンピョンしていたホン・サムノムがいなくて寂しい、と嘆く。
何も言わず消えるとはひどい奴だ、とソンヨルも愚痴る。
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東宮殿襲撃の調査をするチョン若様の報告を聞いているヨン。
白雲会については新たに何も見つかっていないが他に奇妙な事を発見した、と始めるチョン若様。
「 最近キム・ウイギョが金の棒と引き換えに官職を売ったようです。」
「 それ故、最近私は彼を解任したのだ。」
「 ですが…、その金の棒が渡った処が怪しいのです。」
「どこだ?」
「死んだ刺客の兄がそれを受け取り博打に使ったのです。」
そう聞いて考え込むヨン。
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サギ草の刺繍をしている母と話しているラオン(キム・ユジョン)。
「 会えなくて寂しい。夢の中でさえ…、と言うこの刺繍の意味をお父さんは知っていたの?」
「 知っていたと思うわ。…ねえ、辛いでしょうね…。」
そう言って手を握る母にラオンは首を振り、どうやって二人は知り合ったのかと訊く。
お父さんとは故郷が同じだった。彼は他の男の子と違い花を贈る代わりに食べ物なら何でも木の皮さえ持ってきた。
彼といたら飢えないと思って、私が結婚を申し込んだ。
あなたのお父さんが望んだ事は働ける場所とお腹がすいたら食べるお米、そして夜眠る小さな家それだけだったのよと告げるラオンの母。
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連れ出そうとラオンの元へ向かった時は失踪していた後だった、とハン尚膳に報告するビョンヨン。
本陣へ連れて行く前だったのにどうしてこんな事が起こったのか…と訝しがるハン尚膳。
「 官軍の探索が厳しくなったので逃げたのでしょう」とごまかしを言って去りかけるビョンヨンに
「 覚えておけ。ラオンにとって一番安全な場所は白雲会だ」と釘をさすハン尚膳。
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ユンソン(ジニョン)を東屋へ呼び出してラオンの消息を問いただすヨン(パク・ボゴム)。
「 邸下、お呼びですか?大丈夫ですか?」
「 私を心配しているのか?お前が私に挑戦するほど想っている女人が失踪したんだ。どうして私に何も訊かないのだ?文を残したとか、どこへ行くと彼女が言ったとか…」
「 邸下と私は、お互いの情報を共有することはできないのです。たとえ何か知っていたとしても…。だから私は何も訊かないのです。」
「 いや、私は違う。無駄だとわかっていても尋ねたい。お前が何か知っているかどうかを何でも良いから…。」
「 申し訳ありませんがお助けできませぬ。邸下」
「 何も知らないと言えば良いものを…。知っているかいないかは言えないのだな?」
「 はい、そうです。」
去って行くヨンの後姿を苦しそうに見送るユンソン。
*
東宮殿へと足早に向かったヨンは、途中でハヨンにすれ違うが気づかずに素通りした。
その後姿に声をかけ引き止めるハヨン。
「 邸下、たとえ偶然会ったとしても、私に挨拶はなさらないのでしょうか?」
「 気付かなかったんだ。」
「 羨ましいです。私には邸下を見ずに通り過ぎるなんてこと到底出来ませんから…。どうしてそのように私を見るのです?胸が痛みます。」
「 ではそなたは?なぜそのように私を見るのだ。これは取引だと言ったのであろう?」
「 私が言いたいのは…、そんなに落胆したように歩かないで、まるで世界を失った様に見せないでと言う事です。邸下がお慕いしている方も今のお姿を見たらきっと同じ事を言うでしょう。では行きます。邸下」
ヨンの状態を見かねてそう言うと、ハヨンは去る。その場に茫然として立ち竦むヨン。
*
王宮で月を眺めるヨン。そしてあばら家で同様に月を見つめているラオン(キム・ユジョン)。
別の場所にいながら、二人で過ごした楽しい時間(とき)を同時に思い出している二人。
「 王宮で見る月って、こんな形なのですね。」
「 月は同じだ。どう違うと?」
不思議そうにそう言うヨンに、ラオンは幼い頃の話を打ち明ける。
「 どさ回りをしていた時私は思っていたのですよ。場所によって月の形が違うんだ。ヨンナン地方では丸い月、ホナン地方では三日月だって…。」
その後、そんな馬鹿な考えは持った事がないのかとヨンに訊く。
「 ない。太陽と月の満ち欠けを習ったのは5歳の時だったから…。どうやったらそんな馬鹿な考えが浮ぶのだ?」
「 へえ~へえ~そうでしょうとも!」
とふてくされるラオンの手を掴み、冗談だ、と笑った後、ヨンも誰にも言ったことはない話を告げる。
「 私はそなたより愚かだった。私が育ったこの王宮、朝鮮の中で最高峰で一番貴重な小さい井戸が、世界の全てだと思っていたのだから…。」
「 じゃあ私の方が良かったわ。だって私は朝鮮の中で最低地で全くどうでもよい所、でも大きな湖で育ったのだから。」
と笑うラオンの手を握り、真顔になるヨン。
「 ラオナ、王宮から見てもパンチョン(貧しい村)から見ても月は単に月だろ?私は世子かもしれない、だがそなたが誰であるかは重要ではない。いつでも、どこにいても私達の心が同じである限り大丈夫だ。あの月の様に…。」
「 はい、邸下」
かってそんな会話をしながら微笑みあった二人。
韓ドラ 雲が描いた月明かり 14話 2ページ目に続く