ラジオロマンス 1話2話のあらすじと感想 ユン・ドゥジュン キム・ソヒョン 主演韓国ドラマ
今回ご紹介する韓国ドラマは、設定が珍しくラジオのブース!!
ラジオ放送局に勤めて4年目でありながら才能がなく未だにアシスタントライターをしているソン・グリム (キム・ソヒョン)
そして台本なしでは何もできないトップスター チ・スホ (ユン・ドゥジュン) が繰り広げるラジオブースが舞台の2人の恋の物語です。
視聴率は、1話が5.5% 2話が5.2% (ニールセンコリア) でした。
それでは ラジオロマンス 1話2話のあらすじと感想 をどうぞ。
ラジオロマンス 1話あらすじ
ラジオ放送のアシスタントライターのソン・グリム (キム・ソヒョン) は、開始時間になっても現れなかったラジオのDJに代わって”ミヌのハッピーな6時”の放送を開始していた。
そんな中やっと電話してきたアイドルミヌが酔った声で「ラジオには出ない。電話するな!」 と叫んだために番組は放送事故になった。
この繰り返す不祥事に切れたカン局長 (イ・ウォンジョン) に呼び出されたグリムは「私が必ずミヌを連れてくる。もしできなければ、番組は閉鎖で私は解雇」と宣言!
そうして「見つけたら粉々にしてやる!」 とグリムは鼻息も荒くミヌを捕らえに向かった。
だが実際にお酒を飲んでいるミヌと友人を発見したグリムは、おとなしく彼らのためにお酒を作りパーティを盛り上げる懐柔作戦を取った。
そうして明日ラジオの仕事に戻ることを約束させ、もし再びどこかに消えたら獲物として狩って殺してやる!」と脅した。
その後酔っ払ったミヌを引きずるようにして入ったエレベーターの中で、グリムはトップスタースホ (ユン・ドジュン) に出会った。
母親の誕生日に父親と共に高価な花や宝石の贈り物のシャワーを浴びせた後、スホはホテルに帰ってきた所だった。
酔っ払いグリムの肩に寄っかかって寝ているミヌを見たスホは、彼の頭を指先で押してエレベーターの壁に寄っかからせた。(怒っている様子なのは何故?)
これに感謝したグリムは、ラジオのDJだと言って誤解されそうな状況を説明した後「ミヌのハッピー6時」 のショーにスホを勧誘した。
これにスホが「面白そうな番組だ。そうすれば僕は作家をホテルに連れていけるのか?」 と嘲笑すると、グリムはこの侮辱が一瞬分からずキョトンとした。
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その後会社に戻ったグリムは、スホとの遭遇を友人のサブ放送作家達に話した。
だが、トップスタースホがそんな事を言うはずがないと干ばつ (ガムム/シム・ウヌ扮) と竜巻 (トルネード/リョ・ヘリン扮) の2人は、熱風 (モンスーン/グリムのニックネーム) の話を全く信じようとはしなかった。
干ばつは、スホと仕事をした友人は良いことしか言わなかったというが、竜巻は偽りの家族だと言う噂は真実かも知れないと噂を打ち明けた。
トップスターの彼の母親はJHエンターテイメント代表で女性のロールモデルであるナム・ジュハ (オ・ヒョンギョン)、そして父親は妻を崇拝している国民的俳優チ・ユンソク (キム・ビョンセ)。
だが現実は、若い女優と浮名を流している父、そんな夫に関心がなくブランド商品に夢中になっている母だということは誰も知らない秘密だった。
この時グリムは、4年前にJHエンターテイメント (スホの事務所) のチャリティパーティーでスホに足を引っ掛けられて転んだ時の事を思い出して、さらに怒った。
スホが意図的に足を出したのだと確信しているグリムに、サブ作家の2人はグリムの何かにスホが怒っているのではないかと心配した。
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その夜スホは、頭の傷口から血を流しながら暗い路地を走って逃げる悪夢を見た。
三人の男性が近づき壁に投げ込まれる去年のドラマのシーンから「カット」と言う声で目を覚ましたスホは、ベッドの中に座り「カット」と独り言を呟いた。
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翌日放送局のロビーに、バックパックを背負った奇妙な服を着た男が現れた。
"ナマステ/namaste"と言いながらにこにこと歩き回っていたその男は、通り過ぎたグリムが手に持っていたサンドイッチをパクリと食べて去った。
彼は、インド休暇から帰還したイ・ガンPD (ユン・バク) だった。
放送事故を起こした彼を休暇に送ったカン局長は、戻ってきた彼を歓迎し新しい番組で聴取率を取るようにと指示を出した。
伝説の問題児イPDとカン局長の2人は、かなり友好的な関係を持っているように見える。
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スタジオに戻ったグリムは、アイドルDJミヌがラジオのショーにやって来ないだけでなく韓国を旅立つつもりでいることを知らされ驚愕!
そんな中電話してきたミヌは「自分の名前を捨てアイドルとDJという枠から脱却することに決めた」 と訳のわからない事を口走った。
これに激怒して空港に駆けつけたグリムは、ファンの群衆の中からミヌを発見して頭を掴んだ。
だが「ラジオ番組のDJなんて屈辱だ。スキャンダルの後のカムバックに利用しただけだ。誰もこんな番組なんて聴かないさ!」 とミヌは叫び一緒に行くのを嫌がった。
グリムは 「"ばかげた"ラジオは私の一生だ」と叫んだ後ミヌをショーに引きずって行こうとしたが、結局ファンに妨げられてミヌを旅立たせてしまった。
その後、約束を守らなかったことを謝罪するメッセージを見て毒づいて放送局に戻ったグリムは“ミヌのハッピー6時”のショーの終了と共に番組から追い出された。
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帰宅したグリムが解雇されたことを打ち明けると、母親エランは明るく「私も解雇されたいわ」とジョークを飛ばしならがらソジュをミックスした爆弾を作りグリムを励ました。
その夜グリムは、エランと一緒に横たわって久しぶりにラジオを聞いた。
そうして数年前、母親の眼科手術後にバスの中でラジオを聞いたことや母親が想像できるように窓から見える美しい夕日を描写した事を思い出していた。
その晩グリムは、ラジオのメイン作家になった最初のショーであの日の言葉 ”青い空が赤くなってきました” をオープニングに使うとエランに約束した。
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翌朝、イPDから新しいショーを始めると連絡を受けたグリムは、彼の元へ走った。
何も説明せずにグリムをラジオ局に連れて行ったイPDは、有名なゲストを連れて来るグリムのキャスティング能力について言及した。
グリムが自慢そうにそれを認めると「作家は書くべきだ。まったく無用な訓練だったな!」 と言って嘲った。
実際はトラブルでいなくなったイ・ガンから僅か2ヶ月間しか教わらなかったグリムだが「人生最高の2ヶ月だった!」 とお世辞を言って彼を喜ばせた。
その後ロビーに垂れ下がったスホの巨大なポスターを指したイ・ガンは、スホを新しい番組のDJとして得ることができればグリムをメインの作家にすると話した。
「チ・スホ?本当に?」とグリムはポスターの垂れ幕を見上げて驚いた。
そうして、最初はトップスターがラジオショーに出る訳がないと主張していたグリムだが、メイン作家の地位を得るためにネットでスホの情報を読みアピローチの仕方を探った。
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翌日スホの史劇の撮影現場に現れたグリムは、キムマネージャー (ハ・ジュン) が車から離れバンの中で一人で台本を勉強しているスホに近づいて彼の好物のランチを差し入れした。
挨拶の後エレベーターでの遭遇を口にするグリムに、スホは数秒間固まった後覚えていないと答えた。
そしていつもの穏やかな笑みを受けべるスホに、グリムは ’’面白そうな番組だ” と彼が言った事を思い出させて番組への出演を依頼した。
グリムはゲストではなく新しいショーのDJになるようにと頼んだが、その時戻ってきたキムマネージャーがスホの返事の前にグリムを車から連れ去った。
だがグリムはそんなことぐらいでは引き下がらず、その後スホの相手役の女優が池の中に後ろから落ちる場面を拒否したのを知ると、彼女の代役を申し出て韓服に着替えた。
そうしてスホの前に再登場したグリムは「スホさんのスケジュールが遅れないようにお助けします。ラジオとテレビ界は、お互い助け合うものですわ」と力説した。
これに目障りだと返事をするスホだが、その後冷たい池へのスタントを不平も言わず何度も繰り返すグリムを車の中から凝視した。
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20回のテイク後足首をひねってしまったグリムは、PDに最後の一回を要求されるとそれを隠して同意した。
その時現場を去るために挨拶に現れていたスホは、グリムの緊張している様子を見逃さず後ろに隠れて様子を眺めた。
その後グリムが落ちた池の場所から中々姿を見せないことに心配になったスホは、彼女を救おうとして前に進みかけて、水の中から現れたグリムを見て止まった。
スホの中でフラッシュバックされる雪の中で楽しそうに遊んでいる若い頃のグリムの姿。
そして今もあの時と同じように、スホはグリムを見つめた。(病気だったのか?どんな繋がりなんでしょう)
ラジオロマンス2話 あらすじ
撮影が無事終了し池の傍の石で痛む足首を擦っていたグリムは、目の前に現れて立ち上がらせるスホに唖然とした。
「家まで送るよ。ドラマ界がラジオ界へお返しをして相子にしよう。もう付け回さないでくれ。僕はラジオは絶対にしない」
これにムッとしたグリムが去ろうとすると、スホはいきなりグリムを抱きかかえて車に押し込んだ。
そして「どうして私がそんなに嫌なのそれともラジオ?でも、4年前のチャリテーもわざとだったんですよね?」と猛烈に抗議するグリムを無視して家まで送った。
一度も自分の住所を明かした覚えがないグリムが驚いて知っている理由を訊ねると、スホは「抱きかかえて連れて行かないとダメか?」とグリムを車から追い出して走り去った。
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翌朝キムマネージャーからスホがソン・グリムを送りに行ってコマーシャルの仕事をすっぽかした話を報告されたナム・ジュハ (オ・ヒョンギョン)は「どういう事なの?」と尋ねた。
そしてスホがラジオへの出演を勧誘している放送作家に興味を持っていると知ると「あなたには失望したわ」とキムマネージャーの監督不行き届きを指摘した。
そんな中へチン・テリ (Girl’sDayユラ) から「スホさんとの契約はその後どうなりました?今記者さんたちがいるので話したくて仕方がないんですけど…」
と脅迫メイルが送られてくると、ジュハはキム マネージャーを退かせた。(家族の秘密が脅しのネタでしょうか?)