韓国ドラマ 100日の郎君様 14話 感想 あらすじ 後半
百日の郎君様の主な登場人物
イ・ユル&ウォンドゥク( EXO ディオ )
ユン・イソ&ホンシム(ナム・ジヒョン)
チョン・ジェユン ( キム・ソノ )
キム・ソへ ( ハン・ソヒ )
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ハイライト画像は⇒ tvN 百日の郎君様
写真は⇒tvN
100日の郎君様 14話 あらすじ
ユルを屋敷の中に入れたドチョルは「目を覚ましたが虚ろなまま横たわり話すことはできない」言いながらヤン内官を見せた。
ヤン内官の前でひざまずいて、何が起きたのかを尋ねるユルに、ジェユンは「雨乞いの祭祀の旅に随行せず生き残っていた所を逮捕されたが、自殺を測ったのです」と説明した。
これにヤン内官の手を取ったユルは「私のせいだな。私が王世子だから…」と目を閉じた。
これに泣き出したヤン内官が何かを話そうとしていると悟ったユルは、筆と紙を用意させて彼と筆談を開始した。
私は世子邸下が生きていることを本当にうれしく思います。
私は自殺などしていません。
私を殺そうとした人は、左相(チャサン)です。私が死体は世子邸下ではないと言ったのが理由です。
その後「雨乞いの儀式へ出立する前に何が起こった?」と尋ねるユルに、ヤン内官は「日記を見つけてください。」と返答した。
*
その夜、木の下でムジョン橋を覗いていたホンシムは「何でそんな事をしているんだ?」と後ろから現れたムヨンに振り向いて「兄上こそ何をしているですか?真実を教えて下さい」と頼んだ。
だがムヨンは「守るために会うことができなかったんだ。兄さんの言うことを聞いてくれ。頼むよ。」と言い聞かせた。
これにホンシムは「わかりました。兄上の言う通りに去ります。」と答えるホンシムの手を掴んだムヨンは「気をつけて行ってくれと」と別れた。
だがホンシムは、家には戻らず、去っていくムヨンの後を密かについていき、漢陽の市場へ入った。
一方、漢陽に戻ってきたユルの方は日記のある場所どころか書いたことさえも忘れていた自分に絶望していた。
「手紙は、どこへ日記を隠したかを教えるためかもしれない。何としても日記を見つけなければならない。」
そう話すジェユンに、ユルは「その中に全ての答えがあるということか。見つけ出した真実と最後に自分が何をするのかを私は恐れている」と告げた。
その後、漢陽の市場を歩いていた二人は、黒装束の男に喉を掴まれて詰問されているホンシムを目撃しした。
ジェユンは、前に歩き出そうとするユルに干渉しないようにと言って「その女性に何をしておるのだ!!」と叫んで近づいた。
だが文官のジェユンを嘲笑して刀を抜こうとした刺客を見たユルは、すかさず二人の間に飛び込んで攻撃し敵を追い払った。
ホンシムの前で膝をつき、大丈夫かどうかと尋ねているユルに、ジェユンは「私に任せてくれれば良かったのに…、もし怪我でもしたらどうするつもりだったのですか?」と抗議した。
「もう少し長く眺めていたら二人を救済しなければならなかっただろう。後で戻るから先に宮に行きなさい」
「そうはいきません。護衛なしで密かに出てきているので既に心配しているんです」
そう反論するジェユンに「私が命令を与える方だ。私が誰か忘れたのか?」と一喝するとホンシムの手を握って去った。
*
その後、兄を探しにやって来たことを話すホンシムに、ユルは「その兄さんを見つけてあげよう。この私が…」と請け負った。
「王世子であることを自慢しているのですか?個人的な事に力を使うべきではありません。ああ…でもあなたは力を使うのが好きでしたね。未婚者に結婚するように命じた時から分かってたわ。」とからかうような目でユルを見た。
「オホ!そのようなことを夫に言うものではない!!」
ユルは思わずハッとしてホンシムをみつめた。そして手を放すことができるかどうかを尋ねルホンシムに「手を握るのが好きではないのか?」と不安そうに尋ねた。
「こんな風に並んで歩いていたら、いつ私は顔を見られるのです?」とホンシムは微笑んだ。
「このように隠密に出てきた王世子と出くわすのは難しい。構わぬ。私の顔を見る稀な機会に感謝して望み通りにしたまえ。」
と優しい目で告げるユルに、二人はしばらくお互いを見つめ合った。
その後「宮内には沢山の美味しいものがあるのに、どうして前よりもやつれて見えるの?」と不思議そうに呟くホンシムに「そなたが傍にいないからだ」 とユルは答えた。
*
その後、十分に顔を見たから宮殿に戻るように勧めるホンシム( ナム・ジヒョン )に、ユル(EXO D.O.)は「嫌だ」 と拒否した。
「では宮の前まで送ります。そうすればもう少し一緒にいられますから」と提案してホンシムが歩き出すと、ユルは前に回って後ろ歩きをした。
「このように歩けばお互いを長く眺められる」
これに微笑んでいたが、前方の” 愛完門 ”を見たホンシムは、ユルの腕を掴んで引き止めた。
「迂回すべきです」と急に言い出したホンシムに、振り返ったユルは 愛完門”を見た。
「” 一緒に潜った男女は永遠に別れない門 ”だから?我々は通るべきじゃないと?」 とためらっているホンシムの手を取り、ユルは門の中に引き寄せた。
「私は初めて見た瞬間からそなたに思いを寄せていた。私は会えなかった20年間も愛していた。そしてそなたに残されたこれからの日々も愛するつもりだ。」
「良い記憶として大切になさるのは今夜だけにして下さい。私も良い思い出として大切にしますから。世子邸下」
そう言って押だそうとするホンシムに「今そなたの前にいる男は世子ではなく、ウォンドゥクだ」 とユルはキスをした。
*
翌日、ジェユンはチャオンに会い、ユルが日記を探していることを報告した。
そして「全てが記された日記を見つけたら世子邸下が記憶を回復するでしょう」と警告した。
これに宦官に日記を見つけるよう指示を出すと言い始めるチャオンに「下手に動くと王世子に気付かれます。私に任せて下さい」と上手く防いだ。
その後、ジェユンと日記の隠された場所について話しあっている内に”踵”の文字には5つの四角形が含まれている事に気づいたユルは「門だ!」と閃いた。
日記が東宮殿から5の門を通過した建物に隠されていると推理した。
ジェユンはこれに基づいて、蔵経閣、求賢殿、冊庫( 図書館 )、庫物器( 武器室 )を次々と調べて行った。だが日記はどこにもなかった。
*
ムヨンからの、あなたの父親が知ってしまったかもしれない。3日後にドヌイ門で待っていると言う手紙を読んでいたキム・ソへは、その時突如現れたチャオンに、慌てて手紙を隠した。
ソへの前に座ったチャオンは「子供の父親を殺すように命じたが、無実の男の命を奪ったようだな。」と話し始めた。
そしてしらばっくれるソヘに「その手紙を読んでも良いか?通りで半日、ムヨンと行っしょにいたのに分からぬはずはあるまい。どうしてムヨンなのだ!」 と怒った。
「ムヨンを傷つけてはなりませぬ」と頼むソヘに「もしムヨンの命を助けたければ逃亡するな。何としても王妃とならねばならぬ。邸下の心を掴むのだ。もしお前が私の障害となるなら、ムヨンと赤子の命はない。」 と脅した。
「愛など幻想で消えてしまうものだ。だが忘れるな、お前と私には同じ血が流れているのだ。」
そう言って立ち上がったチャオンに、ソヒは涙を流しながら「なぜこのように生きるのです?なぜそこまで?いつ止めるつもりですか?何がもっと必要なんです?」と次々と質問を飛ばした。
「野生のネズミを食べたことがあるか?叩き殺された両親を葬ったことがあるか?私にも分からぬ。この虚しさを埋めるために何を食べなければならぬのか。お前だけしか信頼できないから失いたくないのだ」 と告げてチャオンは去った。
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「ホンシム。お前の兄さんを見つけた後も漢陽で暮らさないか?どう考えても世子邸下とお前が出会ったのは運命だったとしか思えない。小さい時からずっと誰かを愛し続けることは簡単じゃない。」
今まで忘れろの一点張りだったヨン氏がそう言うと、ホンシムは「じゃあ王世子を辞めて私と一緒に住もうとでも言うべきなの?」 と冗談を言った。
「そんな事は不可能だ。ただお前たちが別れているという事実が悲しいだけだ。」と嘆くヨン氏に、ホンシムは「私たち別れてはいないわ。心が結ばれているもの。」と答えた。
そんな中、誰かの声が聞こえて部屋から出た二人は、ソンジュ縣(ヒョン)から上京してきたクンニョ、グドル、ボクンの姿を庭で発見し、久しぶりの再会を喜んだ。
*
ユルは、日記を見つけることができなかったジェユンに、ヤン内官の元へ行き、日記のタイトルを確かめて来るように指示した。
そしてヤン内官から” 杜口※ドゥク ”だと教えられてジェユンは、延英閣( ユルの図書館 )内で杜口( ユルの日記 )を発見した。
※杜口(ドゥグ:何も言わないことの意味):ユルの日記
知らせを聞いて駆けつけてきて、燃える延英閣を見ているチャオンに、ジェユンは「持ち出せず、日記は消滅しました。」 と報告した。
読んだかどうかを聞かれたジェユンは、「日記の名前は” 杜口(ドゥグ) ”でした。つまり何も言わないことだったので、読むと命が危ないと思い読みませんでした。」と答えた。
その後、ユルに呼び出された部屋に現れたジェユンは「火をつける前、部屋の隅々まで探しましたが事件が起こった3月の日記はありませんでした」と報告した。
これにユルは「それは謎を正しく解いてないからだ。手紙の”踵”とさらに封緘の”櫻(桜)”を合わせてこそ謎は解ける。”櫻”には6つの四角が含まれているから6門だ」として、その部屋の奥の戸棚へ近づいた。
「これであろう。私は桜の木が好きだったから。嬪( ビン )が切り落とした櫻の木でこの木箱を作ったのだろう」
そう言って木箱を開けたユルは、中から”杜口”を取り出した。
(謎解きの部分は難解でした…汗)
*
ピョンサン( 平床 )の上で、久しぶりにクニョたちと世間話を楽しんでいる中、ホンシムは抜け出して、ムヨンを見失った付近を探し周った。
そして自分を襲った刺客を追いかけて家敷に侵入し、大きな中庭に立って周りを見回していた。
そこへ外出しようとして遭遇したスジから、キム・チャオン左相( チャサン )の屋敷だと知ると、その場に凍りついた。
その時、ちょうど肩輿で帰宅したチャオンは、庭でスジと話していたホンシムが目に留まり近づいた。
*
イ・ユル(ト・ギョンス)の日記
薬なしの方が気分が良い。胸の痛みが薬によるものだとの疑いは間違っていなかった。
私には信頼できる人はいない。薬は間違いではなくても、私の好きなお菓子と合わせると毒になるとわかった。
誰かが私を…殺そうとしているのか...?
犯人が誰かを知るために宴を開き、医女殺しがキム・チャオンだとわかった。
私を殺そうとしているのもキム・チャオンだと確信したが、理由はなんだ?
秘密を知ったとしても何もできないことがとても残念だ。こんな不幸な人間が他にいるだろうか...。
日記を閉じて立ち上がったユルは、ソへの元へ早足で向かいながら心の中で叫んでいた。
" 私の義理の父、私が信じていた左相(チャサン)が私を殺した!なぜなら私が隠さなければならない秘密を知ってしまったからだ!嬪(ビン )が他の男の子供を宿していると知っているからだ!"
そして、庭に出ていたソヘと遭遇しユルは「 今夜、私は嬪(ビン )と長い間一緒に過ごすつもりでいます。」 と皮肉な笑いを浮かべて耳元で囁いた。
次回のお話⇒100日の郎君様 15話 あらすじ 感想 へ続く…。
前回のお話⇒100日の郎君様 13話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 100日の郎君様 14話 感想
後一週間を残すだけになりました!
いつ記憶を取り戻すの?と言いつつ、結局最後までず-っと記憶喪失のストーリーラインを維持しながら興味深くここまで進んで来た事にとても驚きを感じます。
日記を手に入れて、やっと過去何があったのかが分かったユルが、次回どんな攻撃をするつもりなのかが楽しみですね。
最終回で、結局ユルとって何が一番なのか、彼が選ぶ道は何なのかを期待して見ようと思います。
ホンシムの兄で、ソへの恋人で、殺人者でもあるムヨン。
ここまで生き残ってきたのが不思議なムヨンの最後がどうなるのかも気になりますね…。
中殿朴氏やチャオン、ムヨンの罪をユルがどう裁くのか、最後までハラハラドキドキが続きそうな予感です。
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