韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 17話 あらすじ 感想 ソ・ヒョンジン ユ・ヨンソク (視聴率25.1%)
キムサブの過去が徐々に話しの中心になっていますが、過去キムサブの記事を書いたジャーナリストはユンワンを疑い始めたのでしょうか?
それでは ハン・ソッキュ ユ・ヨンソク ソ・ヒョンジン 韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 17話 あらすじ 感想 ( SBS 낭만닥터 김사부/Romantic Doctor, Teacher Kim )をご紹介します。
主な登場人物
キムサブ ( ハン・ソッキュ )
カン・ドンジュ ( ユ・ヨンソク )
ユン・ソジュン( ソ・ヒョンジン )
ト・インボム ( ヤン・セジョン )
その他のキャストは⇒ キャスト 登場人物 視聴率
SBSの公式サイトは⇒ 浪漫ドクターキム・サブ
韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 17話 あらすじ 感想 前半
浪漫ドクターキムサブ 17話 あらすじ 真実の瞬間
ER患者の様子を見に手術室から出たインボム( ヤン・セジョン )は、ヨナから聞いた患者の状態とCTスキャンから穿孔性潰瘍※と診断してドンジュに報告をした。
穿孔性潰瘍※ 深い潰瘍が漿膜を突き抜けて腹腔と交通した状態
緊急手術の必要性を聞いたドンジュは「 担当の人工心臓のバッテリーとコントローラーの摘出手術までに1時間20分。その時間内に、二人で穿孔性潰瘍手術をすれば間に合う」と答えた。
そして「 人工心肺装置設置までには戻るが、10分毎にの進行状況を連絡してほしい 」と看護士に連絡してその場を去った。
*
その後穿孔性潰瘍の協同手術を始めるドンジュとインボム。開腹して穿孔性潰瘍部を見つけると縫合していくドンジュ。
キム・サブを彷彿とさせるドンジュの手さばきに魅入りながら、アシストしてカットをするインボム。
一方キム・サブは、下大静脈のカニューレ挿入が終わり上大静脈のカニューレ挿入をスタ-トさせていた。
こちらでのカットは、アシストのソジュン(ソ・ヒョンジュン)だ。そうして暫く同時進行で進む二つの手術。
*
穿孔性潰瘍の手術中、洗浄と閉腹が残るだけになった頃、キムサブの手術室に戻れとの連絡がドンジュとインボムに入った。
これに、お腹の皮下を縫合し医療用ホッチキスで止めた後、術後の仕上げをヨナに任せて手術室を移動するドンジュとインボム。
そして、血液ポンプに接続して古い人口補助心臓が止められた直後、キム・サブの手術室に戻ってくる二人。
キム・サブとソジュンからポジションチェンジをした二人は、直ぐに人工補助心臓のバッテリーとコントローラーの摘出手術を始めた。
そして担当の手術を予定より早く終えると、手術室を出ていくドンジュとインボム。
その後壊れた人口補助心臓を取りだして新しい装置と交換するキム・サブ(ハン・ソッキュ)は、必要な処置の後、動き出した人口補助心臓に満足の笑みを浮かべた。
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それまでキムサブの手術を生中継で見ていたゴデ病院の外科医達は「 信じられない!細かり部分まで定石通りに行われた。酷い癒着だったのに、たったの4時間5分で心臓を交換してしてしまった。あまりにも速く完璧だった 」と感嘆した。
「 これが初めて君が交換した人工心臓だ 」とソジュンに触らせるキム・サブ。感涙するソジュンに微笑む手術スタッフたち。
その後、血流のコントロールと縫合にさらに2時間かかり、6時間2分で全ての手術が成功裏に終了した。
「 皆、よく頑張った 」とスタッフを労うキム・サブに続き「 ご苦労様でした 」と言い合っったりタッチをしたりして、喜びを分かち合う手術チーム。
ーこうしてキム・サブと俺たちは、もう一つの奇跡を生み出した...、と心の中で呟くドンジュ
*
術後ICU ( 集中治療室 )に移されたシン会長( チョ・フン )の容体は落ち着いていた。
あとをソジュンとナム麻酔士に任せて手術室から出たキム・サブは、ヒョンジョンに「6時間から12時間かかるから、目覚めるのは深夜か早朝になるだろう」と告げた。
すると「 大動脈をミスって触ってしまっただろ。その時脳の酸素飽和度が落ちたから上手く行かないかも知れん 」と横から口出すユンワン(チョ・ジンホ)。
「 それが原因で上手く行かないことが有るとは思えないが 」と答えるキム・サブに「 そう願っているよ。」と言うユンワン。
「 何故だ?教会へ行って願うつもりのか?彼が目覚めないように...」と苦笑してキム・サブは去った。
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シン会長のベッドの傍に座り心の中で話しかけるソジュン。
ーシン会長。手術は無事終りました。途中失敗してしまったのですが大丈夫です。キムサブが助けてくれたから。もし諦めたくないのなら目を覚ましてください。いいですね?
ナム麻酔士( ビョン・ウミン )に休むように言われて、ICUを出るソジュン。
*
ヨナ( ソ・ウンス )を呼びつけてミスについて叱るインボム( ヤン・セジョン )。
だが「 ちゃんとしろと言ったよな!」と騒ぎ立てるインボムに、パク看護士(キム・ミンジェ)が抗議をした。
「 ひど過ぎませんか?確かに失敗ですが叱責する必要はないでしょう。誤診でもないのに...。失敗を指摘するだけでなく性格までぼうとくしていませんか!」
これに「 君には関係ないだろ?医者同士の問題で看護士には関係ない 」と今度はパク看護士も侮辱するインボム。
そんな二人の間に入り「 申し訳ありません。私が話しますから、患者さんもいますのでもうやめて下さい 」と止めるオ看護士(チン・ギョン)。
*
ICUからロビーに降りてきたキムサブに「お疲れ様です!」、「尊敬いたします!」と口々に言って写真を撮るゴデ病院の心臓外科医達。
そんな彼らを無視してキムサブが私室に戻ると、部屋に入ってくるギテとジャーナリスト。
これに「 お前の様なジャーナリストとは話したくない。出て行ってくれ 」と言うキム・サブに、彼は居座って話しを始めた。
「 プ・ヨンジュ先生は、ジャーナリストをまるでお金の為ならなんでもする汚物のように扱い、とても攻撃的だ 」
「 お前は汚物のようなものだ 」
「 患者を手術で死なせたり、若いドクターに手術を肩代わりさせる人間より酷くわないさ。俺は人は殺してないぜ 」
「 お前の馬鹿げた記事のお陰で、何人もが人生を捨てたんだんだぞ 」
「 では証拠を見せて真実を表明されたらどうです?避けるだけでは誤解の原因となるだけですよ。人は真実を知りたがるのですよ 」
「 真実?もし真実を知ったらそれを世間に公表する勇気がお前にあるのか?」
とそのジャーナリストを睨むキム・サブ。
*
ヒョンチョル( チャン・ヒョクジン )に案内され部屋に入ったユンワンは、ゴデ病院の心臓外科医アン・ウヨルをソジュンに紹介した。
「 プヨンジュ先生は素晴らしかったが、良いファーストアシストなしでは上手く行かなかっただろう 」と言うウヨルに、自分の失敗を上げて恐縮するソジュン。
「 友の子供で若い頃から擁護している才能のあるドクターなのだが、我が子の様に思っている 」とウヨルに自分を紹介するヨンワンを見て、離縁された事を思いだすソジュン。
「 最近口論はしたが、未だその事にこだわっているのか?一度父として先輩として叱っただけだ。医者になれるよう沢山の援助をしたんだ 」
そう言うユンワンに謝るソジュン。
「 とにかくお会いできて良かったですよ。手術について機会があれば君とお話したいんだが...」
そう言うヨウルに「 そう言えば、アン先生もユン先生も独身ですな。お二人とも仕事ばかりのようだが、お二人なら可愛いカップルになれますよ 」と笑うヒョンチョル。
「 家に帰ってきなさい。アン先生と夕食を共にしようではないか?」と言うユンワン。
そこへキムサブが呼んでいる、と部屋へ入って来てソジュンを連れ出したドンジュは待機室でソジュンを椅子に座らせた。
「 未だ昼食を取っていないだろ?」
「 キム・サブが私を呼んでいるって言ったわよね?」
「 何を食べたい?ジャジャメン?それともピザ?何でも配達で注文できるよ 」と言うドンジュを呆れて見つめるソジュン。
「 あんな馬鹿げた話は聞く必要はない。先輩の背中にサインを付け様か?” ユン・ソジョンは男有り!手を出すな ”って。もし同じ事があったらト院長に” ソジュン先輩には男がいる。おれがその男だ ”って俺は言うから」
これに「 ばかばかしいったら...」と笑うソジュンに「 しないと思っているのか?今彼に言ってもらいたい?」と立ち上がるドンジュに、ピザの注文を頼むソジュン。
そして、注文の電話をかけようとしているドンジュの肩に頭を預け目を瞑るソジュン。
そんなソジュンに黙って肩を貸したままメニューを見るドンジュ。
「 何が飲みたいんだ?」
「 何でもいい」
「 コーラかスプイライトか?」
「 何でもいい」
「 何でもいいって言うのが一番困るんだ 」
そう文句を言っていたドンジュは、自分の腕に手を組んで甘えるソジュンに「 こんなんじゃピザの注文なんかできない 」とメニューを投げ出してしまった。
*
自分を庇ってくれたパク看護士とその後話しをするヨナ。
「 私の肩を持っていただいてありがたかったが今後は止めて欲しい。例えあんな風でも、間違いを指摘される事は役立っているんです 」
そう言うヨナに「 指摘されるのと人として見下される事は全く違うという事をここで学んだ。このままだとOKだと思ってもっとするよ。ヨナ先生の見方をしたんじゃない。他の誰にでも同じことをする」と答えるパク看護士。
*
ギテ( イム・ウフェ )からジャーナリストとキムサブの話を聞いたオ看護士は、ナム麻酔士に会い、疑問をぶつけた。
「 チャンヒョンジュを他の医師に手術させたのはキムサブじゃなかったのに、なぜ彼は正当化しようとしないの?」
「 プ・ヨンジュは無愛想で石のように頑固な男じゃないか...。どういう訳かチャン・ヒョンジュの死に責任を感じているからだと思う」
「 ですが、こんな事を埋めたままにすべきじゃないわ。ト院長とゴデ病院がチャンヒョンジュと他の患者に何をやったか、どうキムサブに責任を擦り付けたか、そろそろ真実の光りを当てるべきじゃないの?」
「 簡単じゃないだろう。彼らが証拠を少しでも残しているとは思えないからな 」
「 でも、正直分りません。何故キム・サブがこのことを黙っているのか。彼のお気に入りの生徒の死が関係しているのに...」
「 故人を哀悼するよりも他の生徒の命を助ける選択をしたと言えるだろう 」
「 他の子供たちって、誰?」
「 ここまでしか話せない。墓まで持っていくとキム・サブと約束したからな 」
その二人の会話を黙って聞いているユンワンに雇われたジャーナリスト( キム・ミンサン )。
*
血尿患者を見ているドンジュを見て近づいたキム・サブは「 尿管結石のように見える」 と告げた。
「 ええ俺もそう思います 」
「 今朝の穿孔性潰瘍の患者を手術したのはお前だったんだろ? 」
「 すいません。敗血症を起しそうだったので...許しも得ず決定してしまいました 」
「 よくやった 」
「 えっ?」
「 聞かなかった事にして忘れろ!」
褒められたのは初めてだ、と喜ぶドンジュ。
*
翌朝になっても目覚めないシン会長。それを聞いて血相を変えて訪れるヒョンジョン。
「 未だ目が覚めないってどういうこと?術後19時間も経っているのに...」
「 滅多にない事だが、そういう事もある。だから二三日様子を待つ必要が有る 」
「 どうして急に意見を変えたんです?12時間といったのに、なぜ2~3日に変えたんです?」
「 殆どの患者は12時間以内に起きるから。だがもし起きなかったら48時間と72時間は様子を見る必要があるんだ 」
「 様子を見るだけ?他に何もしないの?」
「 目が覚めるのと待つだけだ」とキムサブが答えている所へ現れるユンワン。
「 CTスキャンで脳を診た方がいい 」と提案する彼に「 CTスキャンをするかどうかは、主治医の俺が決めることだ 」と彼をはねつけるキムサブ。
すると病理外傷センターの計画書を床にばら撒いたユンワンは「 末期がんのシン会長を手術したのは、その計画の為だったんだな 」とキムサブを糾弾した。
「 この瞬間、お前はドクターとしての地位を剥奪された 」
そう宣言したユンワンは、連れてきたゴデ病院の心臓外科医に担当を代わり直ぐにCTスキャンを取るよう指示した。
だがMr.Goを呼び出してICUのドアに立たせたキムサブは「 私の許可なしに中に誰も入れないように!」と指示した。
「 何をしている 」と怒声を上げるユンワンに「 私の患者を主治医として守っているんだ。なぜ?」と笑いを浮かべた。
そしてシン会長の直筆文” 術後に起こるどんな状況も全権をキムサブに委ねる ”を掲げた。
「 顧問弁護士に公証してもらっている直筆文です。私も同行しました 」と傍で証言するカジノディレクター。
その直筆文を盾にユンワンを追い払うことに成功したキムサブは、ヒョンジュンに「 意識が戻ったら連絡する 」とい言い残してICUに入った。
床に散らばった病理外傷センターの計画書を集めて、キム・サブを見つめるドンジュ。
ー権力の座にいる人々の事実は、権力のない人々の間では根拠のない噂だと考えられている、と心の中で呟くドンジュ。
次回のお話は⇒浪漫ドクターキムサブ 18話あらすじ 感想
前回のお話は⇒浪漫ドクターキムサブ 17話 あらすじ感想
韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 17話 感想
ハンソッキュの演技大賞効果で視聴率が25.1%と急上昇しました。
最終回に向けてお話も盛り上がっているので30%近く!まで視聴率が上がるかもしれませんね。
17話はソジュン(ソ・ヒョンジン)とドンジュ(ユ・ヨンソク)の甘い様子も少しありましたが、手術シーンと術後のユンワンとの攻防が中心の緊迫したお話でした。
まだこん睡状態のシン会長ですが、目覚めた後のキム・サブの巻き返しが次回の楽しみです。
キム・サブの過去の事件の方は、過去ユンワンの言う通りを記事にしたジャーナリストが登場し、これがプラスになるかマイナスになるかが分からなくなっています。
彼がカネ目当てで何でもするタイプなのか、真実を追求するタイプなのかどちらかで話の展開が違ってきますね。
ドンジュとソジュンの方は、ドンジュがお見合い話しのでたソジュンに嫉妬し自ら彼氏発言する所が微笑ましかったですね。
ソジュンのこととなると、 腕の良い外科医からいきなり小学生レベルに行動がドーンと変わる感じです。
◊Pick up 素人医術用語◊
穿孔性潰瘍
ピンホールといわれる小さな穴で、穿孔部を閉鎖し術後内科的治療をきちんと行うことにより胃を切除しなくてよいカニューレ(〈ドイツ〉Kanüle)英語ではカテーテル
体腔・血管内などに挿入し、薬液の注入や体液の排出、気管切開の際の空気の通路とする場合などに用いるパイプ状の医療器具。(デジタル大辞泉より)
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